GW最中の日曜日。飲食店は稼ぎ時。
1時間半の時間制限であればカウンター席が空いているということで、
朝倉市一木にある『炭火処まるやま』に行ってきました。
カウンター席は、大将の焼き手の動きを見ながら食事を愉しめる。
真剣な眼差しで焼き鳥の睨めっこ。こだわった食材に問い掛けるように焼いていく。
小石原焼が好きな私のところに大将が来て、
「あまたくさんは、もっと器について勉強してほしい」と力強く助言いただきました。
大将によると、キャベツや小分け皿は小石原焼を使用し、串物は有田焼を使用。
長崎産糖度8のトマトを使用。みずみずしく甘いトマト。
ここで、オペレーターを投入。
手羽先と貝柱(刺身用)
器への執着心が光る演出に脱帽。
濃いオレンジ色の卵はまるでダイヤモンド。
食事を愉しみながら、器も勉強できました。
有田焼は様々な絵柄や形があるようで、興味がそそられる食事になりました。
炭火処まるやまのこだわりは、食材や器だけではない。
店内にところ狭しと「生け花」が飾られている。
大将の丸山さんは、食の職人だけではなく生け花の先生でもあるのだ。
見た目は少し強面であるが、話してみると優しい。
額縁との距離と位置がなんともいえません。
大将が言うには花器は、小石原焼の窯元にお願いして作ってもらった特注品。
値段がつかないほどの価値という。
食材・器・生け花と大将のこだわりと手先の器用さにはいつも驚く焼鳥屋。
次回お店で食べることがあれば、料理だけではなく器・生け花にも注目してみてはいかがでしょうか。
ごちそうさまでした。
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